相続税評価額
●相続税評価額(そうぞくぜいひょうかがく)とは
相続税の額を計算するためには、相続した財産の評価をする必要があります。この相続した財産の評価を相続税評価額といいます。
相続財産には、現金、預貯金、有価証券、不動産(自宅や投資物件、その他の土地・建物)、絵画や宝石、リゾート会員権など様々ですが、それぞれのモノを、金銭価値で評価します。
また、相続財産の評価額には時価があり、原則、相続が開始した日(被相続人が亡くなった日)の時価で決定します。
相続税額は、この相続財産の評価額に基づき計算されるものです。
時価なんて・・・何とも落ち着かず、はっきりさせましょうよ、といった感じでもありますが、実務上、ほとんどのモノは、国税庁の「財産評価基本通達」という評価基準に沿って評価するとされています。