暦年贈与
●暦年贈与（れきねんぞうよ）とは
暦年贈与とは、財産を１度にまとめて贈与せず、毎年少しずつ贈与することで、贈与税を節税できる方法です。この暦年贈与を上手に活用することで、徐々に相続財産も減るので、相続税を大幅に軽減できるという生前対策です。
●暦年贈与の基礎控除
暦年贈与の基礎控除枠は、贈与を受ける人（受贈者）１人につき、１年間に110万円です。
たとえば、毎年110万円ずつ3人の子に贈与をした場合
110万円（贈与）－110万円（基礎控除額）×10％（税）＝0円（贈与税額）×3人分
となるので贈与税はかかりません。